理想のプラン

床の段差はなくし、出入り口の開口は750mm以上確保出来るようにしましょう。将来、車椅子生活になった時に必要な寸法です。廊下も広めの幅が理想的ですね。その他、手すりが必要になりそうな場所の壁は手すりを取り付けられる下地にしておけば、見た目もきれいに後付け手すりをと取り付けることが出来ますし、トイレ・浴室・洗面所などの水廻りは、将来身体状況に合わせて改修が必要になった場合に備えてまとまった場所に配置し、1階だけでも生活できる形になるよう計画することをお薦めします。

玄関引戸/二枚引戸/廊下手すり/階段手すり
間取り図:クリックして詳細をご確認ください。 アプローチ 玄関 トイレ 浴室 洗面所 キッチン

アプローチ

外部のアプローチは雨に濡れても滑りにくい材質のものが理想的です。特に雨が降っているときは傘をさして片手がふさがっているでしょうし、転倒のリスクが軽減されます。
また、前面道路との高低差が少ないほうが、階段の場合は段数が少なくてすみますし、スロープの場合も緩やかに勾配にすることが可能なので楽に出入りが出来るでしょう。
アプローチに手すりを付けることも簡単に出来ますので気軽にご相談ください。

外部手すり 間取り図に戻る

玄関

玄関の上がり框(かまち)の段差は低いほうが理想的です。以前の日本建築は床下を高く設ける必要がありましたが、現在は床下を低くすることが出来るので玄関の上がり框も低くすることが可能です。低くすることにより、手すりがあるだけで簡単に出入りが出来るようになります。
しかし、座って靴を履きたい場合は低い框に座ると立ち上がりにくくなるので、専用の椅子を用意するなどの工夫をしたほうが良いでしょう。

玄関手すり1/玄関手すり2/ベンチ 間取り図に戻る

トイレ

トイレの出入口は開口を広く取ることが理想的です。これは、将来車椅子生活になった場合や介助が必要になった時に出入りしやすいからです。また、車椅子の場合はトイレの正面から出入りするより、横から出入りする形の方が車椅子からの移乗が楽に出来ます。また、トイレについては様々な形状の手すりがありますので、必要に応じて的確な手すりを選択する必要があります。
タンクに付いている手洗いとは別に手洗器をトイレ内に設けておくと、終わった後に振り返って手を洗う動作が必要ないのでお薦めです。

引きドア/トイレ/トイレ手すり1/トイレ手すり2/トイレ手すり3 間取り図に戻る

浴室

出入口は幅を広く確保し、段差はフラットにすることが理想的です。これは、出入りが楽になるのはもちろん、将来車椅子生活になった場合に浴室用の車椅子を利用すればそのまま浴室内に入ることが出来るからです。ユニットバスは外に水が流れない作りになっていますし、在来の浴室の場合も出入口にグレーチングを設けることでフラットに出来ます。また、洗い場の幅を広くとれる場合はぜひ広くしてください。介助が必要になった場合の動きやすさが違ってきます。
入りやすい浴槽について、浴槽の深さも大事ですが、一番重要なのは洗い場と浴槽底の高低差です。高低差が少ない方が出入りが楽になります。身体状況に合わせてプランニンが必要です。
寒い時期の浴室には危険が潜んでいます。急激な気温差をなくすため、浴室暖房乾燥機は必要です。屋外や2階へ洗濯物を干しに行くのが困難な場合、浴室で洗濯物を干すことも出来ます。

浴室引戸/ユニットバス/ベンチユニット/浴室暖房乾燥機/シャワー椅子 間取り図に戻る

洗面所

浴室から出てきた時に使う場所ですので、床材は滑りにくく、掃除がしやすい材質にしましょう。お風呂上がりの温度差を少なくするため、暖房機や断熱窓など寒さを軽減する対策もしておいたほうが良いでしょう。
洗面化粧台の種類も豊富で、座ったまま使用できるもの、狭い場所でも設置できる奥行の小さいもの、収納スペースがたくさんあるものなど、それぞれのご家庭に合ったものを選ぶことが出来ます。

洗面床/洗面所暖房/座ってらくらく/リモデア 間取り図に戻る

キッチン

意外と体に負担がかかるのがキッチンです。楽に作業が出来るように余裕のあるスペースを確保したり、身長に合わせてカウンター高さを決めるなどの工夫をすることで体への負担が軽減されます。
設備については、調理器具を安全センサー付きのガス調理器具またはIHコンロで操作が分かりやすいものとし、水栓は操作がしやすいシングルレバーがお薦めです。掃除をしやすい設備を選んだり、食器洗い乾燥機を設置することで家事の負担も軽減されます。
椅子に座ったり、車いすで作業がしやすいように膝を入れられる仕様のキッチンもありますので、身体状況に合わせてご提案させて頂きます。

IHコンロ/換気扇/食器洗い機/座ってらくキッチン 間取り図に戻る